2016年01月18日

野口晴哉(はるちか)

1月19日火曜日、晴れ時々曇り。

今日は、有り難いことに午前中から午後にかけてそれなりに予約が入っている。

ある方の講演を動画で見たことがきっかけで、野口整体の創始者という

野口晴哉(はるちか)の著書「叱言以前」を図書館で借りて読んでみる。

内容は子育てに関することで、戦争中疎開先で書き上げたらしい。

古い本だが、そのまま現代に通用すると感じたので、抜粋してみたい。

葉(よう)ちゃんの絵P130

同じことが葉ちゃんのいたずらにも言える。葉ちゃんがお兄ちゃんの絵を

クシャクシャにしたとか、直ちゃんの絵にクレヨンをメチャメチャに塗って

しまったとかで叱られていたが、この原因はお母さまである。

五週間前は葉ちゃんは一人で楽しそうにいろいろの絵を描いていた。

他の子に見せるのでもなければ、他の子の描いたものと比べるのでもない。

ただ描くことが楽しいのだ。

描いた絵をとっておくことすら無い。ただ描いていることそのものが

楽しいらしく、描いた紙には興味をもたない。ただ一心にクレヨンを動かして

いつになっても飽きることがない。文字通り一心不乱、三時のお菓子すら食べないで

傍らにおいたままのこともしばしばあった。

それをお母さまが何気なしに「上手に描けたね。なかなかうまい。」と

描かれた紙を手に取ってニコニコしながらいった。

その時から葉ちゃんの興味は描くことから描かれた紙に移ってしまったのである。

それ以来葉ちゃんは上手に描こうとしだした。結果のために行動するものは疲れる。

上手に描こうとすると描いていることが骨が折れる。それを忍んで褒められるように

絵を描こうと努力をしだした。葉ちゃんの描くことの楽しさは苦しさに変わり、

それゆえ努力の結晶である描かれた紙を大切にするようになり、描いた紙は必ず

他の子の出来栄えと比べ、大人の間を持って廻って褒められないと気がすまなく

なってしまった。大人が子供の楽しさを奪ったのである。

しかしお母さまは二、三回は葉ちゃんの絵を楽しそうに眺めておられたが、

あとは飽きたのかあまり気を入れて見なくなってしまった。

大人の間では当然なこのことも葉ちゃんには大問題である。

始めあのように褒められた自分の絵が、お母さまは気を入れて見てくれない。

自分の絵が下手だったのではなかったか、そう考えるようになると急に

他の子の絵が気になりだした。

薫クンはお兄さんだけあって葉ちゃんよりはるかにうまい。そのことが、

葉ちゃんにも分かったのだろう。薫クンが描いている紙へ不意にクレヨンで

棒を引いたり、出来上がったその絵をクシャクシャに丸めてしまったり、

その描くことを妨げたりするようになったのだ。

お母さまはそれを叱るより、奪った葉ちゃんの楽しさを早く返さなくてはいけない。

叱言だと気を付けるお母さまも褒めることだとつい気軽に口から出るが、

注意しなければならぬ。

褒めさえすれば子供は良くなっていくつもりでいては間違いである。

褒めるにしても叱るにしても、その使い方次第である。

褒めて悪くなることもあれば、叱って良くなることもある。またその逆もある。


ここでは、お母さまは「上手に描けたね、なかなかうまい。」ではなく

「葉ちゃんは本当に絵を描くのが大好きなんだね。」と最初に言ってあげれば

よかったのかもしれない。

子供の世界P172

子供が物事に一心に集中して疲れないのは天心だからだ。今泣いて、また笑って、

泣いた影を少しもとどめないで元気に遊べるのも、青い空を快とし、

冷たい風に怯えないで、いつも元気に生き生きしているのも又天心だからだ。

褒められたい子、うらやむ子、不平をもつ子、泣いた後いつまでも笑えない子、

風が寒い子、雪が冷たい子、恥じる子、怯える子、みんな大人が天心を奪ったからだ。

子供が子供なのは天心のゆえだ。これを歪めまい。傷つけまい。

大人のはからいはともすれば天心を曇らせる。

いつまでも天心を保ち、天心に生きるよう導きたい。どんな教育のテクニックも、

もし天心を歪めるようならそれは本当ではない。

天心にすくすく生きられるよう育てねばならぬ。子供たちが天心に生きる限り、

いつも健やかで元気だ。陽の光も、空の色も、冷たい風も、重い石も皆子供たちを

幸せにする。天心による幸せだけがいつまでも消えない本当の幸せなのだ。

大人は大人の世界に子供を連れ込む前に、子供の世界に入って天心に息して

そのうちなる天心を呼び起こさねばならぬ。

天心を保て、天心に生きよ、大人も子供もみんな一緒に・・・。


私たちも天心を忘れないで生きていきたい。

文章が少しわかりにくい部分もあるが、良い本なので

興味のある方はご一読下さい。

車いすのまま乗り降りができる福祉タクシー モモタロウ
posted by モモタロウ at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 福祉タクシー

2016年01月14日

皆さん今年もよろしくお願いします!

1月14日木曜日、晴れ。

「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!」

家内から「いつになったら儲かるの?」とよく突っ込まれるが、

今年こそは飛躍の年にしたい。

そんな飛躍の年ながら、今日は午前中に送迎1件である。

年明け早々キャンセルが多く少し苦戦している。

同業者に聞くとやはりキャンセルや急な仕事が多いようだ。

今年もモモタロウ頑張れ!

皆も頑張れ!

車いすのまま乗り降りができる福祉タクシー モモタロウ


posted by モモタロウ at 09:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 福祉タクシー